レーシック手術の現状と、無視できないその安全性、適用される保険について

レーシックは近視の人間に対して今現在最も有効な手段といえる網膜手術のことで、近年その需要が大幅に伸びてきている手術方法です。その手術費用は決して安いものとはいえませんが、基本的に入院の必要がないことの手軽さに定評があります。しかしなんといっても一番の理由は眼鏡やコンタクトレンズのわずらわしさでしょう。
近視を患う人間にとって、眼鏡やコンタクトレンズといった矯正器具が不要になるということは、やはり現状への不満と、そして不要となった自分の将来像へのたとえようのない渇望があるのでしょう。
コンタクトレンズも高価なものですから、一生の費用対効果を計算し、レーシック手術のほうが安上がりであると結論づける人もいるかもしれません。過去にレーシック手術が保険適用になる時期もあったのですが、今では残念ながら適用とはなりません。社会の変化に伴い、保険も変容するということでしょう。
レーシックの手術は他のどのような手術とも同じく、絶対に安全で、手術を施行されたすべての人間の視力が必ず回復する、という証明はありません。
その手術の特異性から輸血が必要ないとはいえ、生身の体にメスを入れるのですからリスクは完全なるゼロではないのです。もしかしたらメスから菌が入り込んで繁殖してしまった、なんてことも、限りなくゼロに近いだけのことであって、人間が操作する道具である限り、ヒューマンエラーという言葉もあるとおり、危険は常にそばにあるのです。
しかもその手術の手法は実施するクリニックごとに多少の違いがあります。
手術を受ける本人にしてみても、角膜が厚みにより、手術に耐えうるかどうかが決まってきます。あまりにも角膜が薄いと、手術を受けることはできません。これもひとえに手術を受ける本人の体の安全のためなのです。
自分の体が果たして手術に耐えうるかどうかは、専門のクリニックで詳しく調べる必要があります。
一生付き合っていく自分の体なのですから、手間と思っても手は抜かず、事前にできることはずべて済ませておくほうが、手術当日にもあわてずにすみます。ゆったりとした気持ちで手術に臨めるよう努力しましょう。また、手術を受けるにあたっては家族の協力も不可欠です。たとえ入院が必要ないといっても、万が一視力が落ちるようなことになれば、程度の差はあれど自力での帰宅ができなくなるかもしれません。リスクはゼロではないことをしっかりと認識し、周囲にもよく話しておくのが安心です。